どうやって決まる?住まいの価格

ハウスメーカーは高いか?はたして工務店は安いか?

住宅の価格は、大きく分けて施工費(工事費)と粗利益の合計額です。

 

一般の工務店に比較して、大手ハウスメーカーほど施工費の割合は低く、粗利益の割合が高くなります。

 

これは、大手ハウスメーカーが既成部材や完成部材を多用することや、大量仕入、外注費の切り下げなどによって、建築コストを低く抑えることに成功しているからです。

 

反面、はげしい受注競争を余儀なくされるため、モデルハウスや営業マンの人件費、販売促進費等が多く、粗利益が高く設定されています。

 

一方、工務店の多くは職人さんを中心とした請負業の色彩が強く、経営感覚やコスト意識が希薄になりがちです。

 

いわゆるドンブリ経営といわれる所以で、工事が終わってみなければ利益がどれだけ確保出来たのかわからないといった具合です。

 

住宅の価格は粗利益率の差が一番大きく左右します

基礎工事から始まって、最後の仕上げのハウスクリーニングまで、多くの職種、業者によって住宅は完成をみるのですが、住宅価格の職種別予算の中で一番多くを占めるのが利益巾です。

 

少々乱暴に聞こえるかもしれませんが、業界に関係している人なら誰でも知っている事実です。
 

 

住宅のカタログを見ると、どの住宅も性能は心配はなさそうに見えます。ところが価格だけは、どれを基準にしてよいのかまったくわからなくなってしまいます。

 

しかし、それぞれ勝手に価格を表示しているわけではないのです。

 

どうしてこんなに価格に差が出るのでしょうか?
 

 

一般的な住宅の価格を着工から完成までのおよそ25業種を分類すると、一番大きな割合を占めていると思われがちな木材費、大工さんの人件費はそれぞれ、およそ12~18%台です。

 

ところが粗利益は一般的な工務店の10%台から大手ハウスメーカーの40%台まで大きな開きがあることがわかります。

 

この差が価格、つまり坪当たり単価の価格差となっています。

 

企業活動の形態もさまざまですから利益率の設定も自由に決める事はできます。

 

しかしながら激しい受注競争の中であるとはいえ、お客様の負担を考えると、企業は売らんが為(営業経費)の経費などはなるべく少なく、ムリ、ムダのない効率経営をはかりながらコスト削減に努め、低粗利益率でも経営が成り立つようになれば、適正利潤の確保と価格の透明性が増してくるはずです。【千田孝道】

 

 


 

 

  千田工務店の標準仕様(SOLA燦)簡単チェック他社仕様
 基礎 基礎断熱ポリスチレンフォーム 30ミリ厚 
 床下 床下全面防湿コンクリート 100ミリ厚 
 床下断熱材ポリスチレンフォーム 100ミリ厚 
 壁 KMEW 外壁材 ネオロック・親水セラ16 16ミリ厚 
 外廻壁断熱材16kg高性能グラスウール 100ミリ厚 
 天井 屋根直下 断熱ブローイング 250ミリ/16Kg 
 サッシLOW-Eペアガラス断熱サッシ 
 換気 24時間全熱交換型計画換気 第一種 
太陽光発電 京セラ又はシャープ太陽光発電システム4.39kwタイプ 
 設備 Panasonic システムキッチン 2,550ミリ幅 
 Panasonic アラウーノS 
 Panasonic 玄関ユニット W1,200*H2,350 
 Panasonic 各室エコ照明器具 
 Panasonic ユニットバス 1.0坪タイプ 
 Panasonic 食器洗い乾燥機(ミストタイプ) 
 Panasonic IHクッキングヒーター 
 Panasonic エコキュート 460L 
 ユニデール 電気蓄熱暖房器 
 Panasonicまたはダイキン 8帖用エアコン 


 

高品質を低廉な価格で

千田工務店は常設展示場を持ちません。ショウルームは常時ご覧いただけます。

 

モデルハウスを持たない理由は2つあります。

 

ひとつには、どこの展示場も見栄えを良くするため豪華につくられていますが、カタログの価格では殆ど建築不可能、実際には同じものは建てられていません。

 

ふたつめは、モデルハウスの建築費、維持費はすべてお客様の建築費に上乗せされます。

 

ある大手の調査機関によるとモデルハウス一棟あたり年間維持費が3千万~5千万円ともいわれ、それはそのメーカーの住宅に一棟当たり70万円~110万円もの負担となって坪単価をアップさせているからです。

 

家を持つことはすばらしい事ですが、あまりお金をかけすぎるのも考えものです。

 

かけなくてよい経費はなるべく省いて、ほどほどの予算で賢い家づくりを心がけたいものです。